『みどり葉』2026年3月号

令和7年度「みどり葉のつどい」報告
「我 高志卒 ゆえに我あり」

令和7年度 実行委員長

谷尾 準一

 令和7年6月14日午後17時「第46回みどり葉の集い」参会者全員での校歌がフェニックスプラザ大ホールに響き渡りました。約1年半にわたり同級生と共に探した「みどり葉の集いという問い」の答えが見つかった瞬間でした。

 「第46回みどり葉の集い」にご来場いただきました諸先輩方、同期、そして後輩のみなさまが、それぞれに集いをお楽しみいただいている姿、そして当日を迎えるまでに本当に色々ありましたが、共に設えを進めてきた実行委員会メンバーが集いを終えた後に誇らしそうに笑顔でいたこと。「あの日」から半年以上経ちましたが、関わられたみなさまへの「感謝」と大きなトラブルなく担いを無事終えれた「安堵」の2つの感情が今でも私の中に残っています。

 今回のテーマは「我あり ~をの子われ乙女われ~ 共に集い歌おう」
大好きな校歌を中心に据えて、かつての500人規模の集いに戻すこと、そして全員で高らかに校歌を歌うこと、この2つを目標に、実行委員会メンバーと準備をすすめてまいりました。

 より多くの同窓生に足を運んでいただくために、引力のある方を召喚しようとテレビコメンテーターや朝番組でもご活躍されていた明治大学文学部教授の齋藤孝先生にご講演を依頼。また、懇親会ではご参加されたみなさまに「しっかりと歓談いただく」ことをメインに考え、オープニングとエンディング以外はステージを使用せずに会場内での「恩師や諸先輩方へのインタビューコーナー」や「号外新聞の即時発刊」を準備しました。

 6月14日当日は「事前申込参加のみなさま」に加え「当日参加のみなさま」も受付し、目標の500人には届きませんでしたが、約400名の方にご参加いただきました。

 まずは同窓会総会が川口会長のご挨拶から厳かに開催され、すべての議案が可決。次年度の藤井会長へ運営が引き継がれました。また濵田校長から現在の中学校・高校の現状と課題についてご共有いただきました。

 次に齋藤孝先生のご講演。小ホールのほとんどの席が埋まる中、「コミュニケーション」についてのお話をいただきました。さすが「言葉」を研究されている教授、その大切さとポイントを小気味よい語り口で会場を巻き込みながら(実語教の文を会場全員で唱和する場面も!)、笑いあり学びありの充実した時間となりました。

 次に大懇親会です。オープニングは暗転したステージにて厳かに映像からスタート。現役生徒二人(をの子と乙女)の映像をバックに、第73回卒の早瀬ひまりさんの「ショパン バラード第2番冒頭部分」が美しく演奏されました。

 映像の女生徒が大きく息を吸い込んだ瞬間にステージが明転し、現役生と卒業生52名で編成された「オープニング合唱団」による校歌(混声四部合唱)が斉唱されました。事前の練習の成果もあり美しいハーモニーが生まれ、あらためて高志高校校歌の「独自性」そして旋律の「美しさ」「雄大さ」、歌詞の「深さ」が示されました。

 川口同窓会会長の開会挨拶につづき、藤井新会長の乾杯のご発声にてスタートした大懇親会は、みなさま笑顔笑顔笑顔で懇談される中、「号外新聞の即時発行」や「恩師・先輩インタビュー」のコーナーを実施しました。恩師のみなさまからは近況や当時の思い出話が披露され、先輩方は高校に対する強く熱い想い入れを語られました。

 笑顔笑顔で同窓生との交流であっと言う間に時間は過ぎ、フィナーレへ。

 引継ぎ式では、第46回みどり葉の集いの実行委員会メンバーと第47回卒業生がステージへ上がり、第46回卒谷尾準一実行委員長より第47回卒南宏季事務局長へみどり葉旗が引き継がれました。

 最後はご来場いただいたみなさまにご参加いただいた「我あり動画」放映の後、会場全員での校歌斉唱。谷尾実行委員長がタクトを振るい、早瀬ひまりさんの伴奏で盛大に優雅に校歌が響き渡りました。

 当日配布された記念誌については、これまでにないものにしようと大胆に普段の高校の「あるがままの姿」を表紙にし、内容はこれまでを踏襲しながらも、今回のテーマに沿った「校歌特集」や「在校生との対談コーナー」、在校生と卒業生へのアンケートに基づいた「今昔比較コーナー」などを盛り込みました。手に取られたみなさまからは好評をいただきました。

 今回、集いを準備する中、諸先輩方からは本当に丁寧に引継ぎを行っていただいた上で、「あなたたちの好きなようにやりなさい」「あなたたちが楽しみなさい」と温かでおおらかなお言葉を掛けていただきました。自由闊達な校風は卒業後も同窓会みどり葉にも脈々と流れているのだと感激しました。

 「我 高志卒 ゆえに我あり」 高志高校を卒業してよかったと思えた1年半でした。
関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

 現在、47回卒の皆さんが令和8年6月の集いに向けて準備を進めています。ぜひ、皆様のご参加をお待ちしております。

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