同窓会会長挨拶

令和5年6月

福井県立高志高等学校同窓会 会長

吉田 正武

こんにちは。第36代みどり葉同窓会会長を務めさせて頂きます、吉田正武です。
皆さまには日頃より本同窓会活動に多大なご理解とご協力を頂きまして誠にありがとうございます。

私は今から8年前、私たち第36回卒業生幹事年のみどり葉のつどい実行委員(チケット部会長)に携わって以来これまで、みどり葉同窓会という歴としたコミュニティが持つ創造力や影響力に深い感動と意義を感じてまいりました。

組織の力強さの源泉はその構成員の「多様性」であることに異論はないと存じますが、みどり葉同窓会はまさに多様性の宝庫であり、同窓生ネットワークが産み出す力は、私たちの思考や生活、やがては社会や産業へも影響をもたらすと言っても過言ではなく、またそれを実感しております。

特に、みどり葉のつどいという一大イベントは、様々な世代が集まって、時間とテーマと感動を共有し「ホーム」を強く感じる貴重な機会であります。
実行委員の皆さまは「つどいを実施する意義は一体何なのか」など様々な問いを抱えながら準備の日々を過ごされる訳ですが、その答えはイベントを終えて月日が進むごとに実感されると思います。
そしてこの襷が脈々と引き継がれるシステムが存在する意味を深く理解されると思います。

世の中は見通し困難なVUCAの時代と言われて久しいですが、みどり葉同窓会はエバーグリーンでいつまでも変わらない家庭と似た、私たちの精神や気持ちの拠り所であります。
私たちはこの「校庭」に集まり、仲間と英気を養い、そしてまた世の中に出かけて行くのだと思います。

さて近況としては、昨年新設された「母校応援部会」「情報発信部会」「県外ネットワーク部会」の三部会が本年度より本格的に事業活動してまいります。
これは、みどり葉同窓会活性化プランとして先々代の坪井良彰会長の構想、先代の井上繁会長の設計で進められ、また副会長各位、同窓会事務局の高野先生らにご尽力賜ったバトンを、私たち実行部隊が受け取る事業であります。
夢に向かってチャレンジする生徒らへの資金支援制度「わかば応援プロジェクト」、現役高志中学生と社会人同窓生との対話「若葉カタリバ」、「みどり葉会報誌の電子化」などがメインとなりますが、それらの活動内容は追ってご報告・開示してまいりますのでご注目頂ければと存じます。

微力ではありますが、私たちみどり葉同窓会が将来ある在校生や同窓生を導く光を作れたらとの思いでこの新事業の二年越しの船出をしてまいりますので、皆さまにはどうか引き続き力強いご支援をよろしくお願いいたします。

末尾となりますが、皆さまの益々のご健勝とみどり葉同窓会の益々の発展を祈念いたしまして、私の会長就任のご挨拶とさせて頂きます。