福井県立高志高等学校同窓会「みどり葉会」
第32代会長 藤 永 賢 一
高志高等学校 開校71周年にあたる2019年ですが、「福井しあわせ元気国体、障スポ大会」の成功を経てひと段落したといったところでしょうか。関係者の方への労いと同時に東京オリンピックの成功を期待します。
さて、祭典の成功去ることながら、心に留め置くべきことについて触れさせて頂くとします。
日本の労働生産性は先進7国で最下位になってしまいました。加えて、アメリカや中国の対日動向が今までとは違うことは言うまでもなく、今後の日本経済が懸念されます。
少子高齢化・社会保険制度・格差社会・軍事問題抱える諸問題は増える一方ですが、今を担う若い世代が諸外国の若者と対等に、もしくはリードしていけるのでしょうか?
2年後から大学入試制度が変わります。学力に加え、コミュニケーション力、柔軟な発想力、臨機応変な環境対応力が必要とされます。また、就職活動現場もエントリー制度導入により、大きく変化します。
これらの成果が出ることを期待します。
しかし、この制度の成功は完全な能力主義への始まりであると言っても過言ではありません。
格差が広がります。
心の充実も得て、日本の福井の古き良き伝統を守らなくては真の成果とはいえません。
やはり難題ですね・・・・
この難題に立ち向かうのは想像以上に難しく、若い世代に伝えるのも簡単ではありません。
しかし、福井には北陸新幹線延伸という経済の応援があります。
この応援を一種の「波」ととらえ福井県の民心・経済の団結をわがみどり葉がリードしていけたら幸いです。