同窓会会長挨拶

令和7年6月

福井県立高志高等学校同窓会 会長

藤井 俊彰

 福井県立高志高等学校同窓会「みどり葉会」の会長を拝命しております38回生の藤井俊彰と申します。日頃は同窓会活動に対しご理解、ご協力をいただき誠にありがとうございます。歴史ある母校と、各地で活躍される多くの同窓生の皆さまとのご縁を、大変誇らしく、また心強く感じております。

 高志高校は、時代の変化に応じながら、知性と人間性を育む教育方針のもと、数多くの優れた人材を世に送り出してきました。令和7年6月14日には令和7年度みどり葉の集いが開催され、私たち同窓生が築いてきた絆は、地域や世代を超え、今も力強く息づいていることをあらためて実感いたしました。

 みどり葉会は、同窓生同士のつながりを育み、母校の発展を応援することを目的に、長年にわたって活動を続けてまいりました。昨今は時代の変化に合わせ、より柔軟で開かれた同窓会を目指し、さまざまな新しい取り組みを進めております。

 そのひとつが新たな支部設立の支援です。現在、「関西支部」および「中京支部」の立ち上げが着手されたところです。ふるさと福井を離れても、同じ学び舎で育った仲間とつながり、支え合える場を設けることで、同窓会活動のさらなる活性化を図ってまいります。

 また、在校生と卒業生との交流として、高志高校生に対する「卒業生と語る会」、高志中学生に対する「若葉カタリバ」に加え、母校の後輩たちの自主的・創造的な活動に対して資金的支援を行う「わかば応援ネットワーク」を実施しています。若い芽がのびやかに成長できるよう、夢や挑戦を後押ししてまいります。

 さらに、情報発信の強化を図るべく、会報の電子化にも取り組んでいます。オンラインでの発信を行うことで、より多くの皆さまに、よりタイムリーに活動報告や母校、卒業生、恩師の近況をお届けできるよう努めております。

みどり葉会は、これからも母校と卒業生、そして地域社会を結ぶ架け橋として、その役割を果たしてまいります。皆さまの温かいご支援とご参加を、今後とも心よりお願い申し上げます。

末筆ながら、皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。